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何かに囚われ、心奪われる人々を描いた3短編

「つれない男」 :荒谷清水 串山麻衣 尾倉ケント

「ASTRO AGE」:小西桜子 奥村アキラ 椎名泰三 島侑子 石井凛太朗 安住啓太郎 信江勇

「それは、ただの終わり」:黒沢あすか 山口まゆ 門田宗大 大熊花名実

監督/脚本/編集:小川貴之 プロデューサー:仙田麻子 撮影:平野礼

製作:六本企画 2022年/カラー/アメリカンビスタ

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Introduction

何かに心奪われ虜になる人々を描き、独特の世界観で短編映画を発表してきた小川貴之監督。最新作『それは、ただの終わり』では、突如現れた未確認物体「バルーン」に囚われながらも失踪した息子の消息を探し求める母を映し出す。疑惑と真実に揺れ動かされる姿を丹念に追いかけ、観る者の予想を裏切る怪作が誕生した。

各編の主演には、黒沢あすか『それは、ただの終わり』、小西桜子『ASTRO AGE』、荒谷清水『つれない男』と、個性的かつ実力派の俳優を迎え、運命の岐路に立つ人間の心情を繊細に表現している。

現実と地続きの世界の中で紡ぎ出される幻想譚

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有害物質を放っているとされる正体不明のバルーンが浮遊する東京で、ある日忽然と姿を消した大学生の臣(おみ)。

手がかりを求めて上京した臣の母・衣舞(えま)は、息子の恋人・みどりとともにその消息を探る。

話がすれ違う2人だったが、やがて臣は生死に関わる危険にさらされているのではないかという疑念が浮かび上がる。

Cast

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黒沢あすか

1971年、神奈川県出身。90年に『ほしをつぐもの』(監督:小水一男)で映画デビュー。03年公開の『六月の蛇』(塚本晋也監督)で第23回ポルト国際映画祭最優秀主演女優賞、第13回東京スポーツ映画大賞主演女優賞を受賞。主な出演映画は、『冷たい熱帯魚』(2011年/園子温監督)、『楽園』((2019年/瀬々敬久監督)、『嫌われ松子の一生』(2006年/中島哲也監督)など。

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山口まゆ

2000年、東京都出身。2017年に16歳で映画『相棒 -劇場版IV-』(橋本一監督)のヒロインに起用。主な出演映画は、『真夜中乙女戦争』(2022年/二宮健)、『軍艦少年』(2021年/Yuki Saito監督)、『樹海村』(2021年/清水崇監督)、短編映画プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS Season1『inside you』」(2021年/三吉彩花監督)など。

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門田宗大

1994年、東京都出身。映像・舞台問わず幅広く活動し、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(2022年7月〜上演)にスコーピウス・マルフォイ役で出演が決定。主な出演映画は、『今日から俺は!!劇場版』(2020年/福田雄一監督)、『歩けない僕らは』(2019年/佐藤快磨監督)など。昨年は舞台エリア51『カモメ』で主演を務めた。

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大熊花名実

2002年、茨城県出身。2020年から芸能活動を開始。昨年は、テレビ朝日ドラマ『消えた初恋』(2021年)にレギュラー出演し、あれくん『ずるいよ、、、』ミュージックビデオでは主演を務めた。本作『それは、ただの終わり』が劇場公開映画デビュー作となる。

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若手サイエンスライターのみさきは、有人小惑星探査を成功させて地球に帰還した宇宙飛行士へのインタビューを任される。

夢のようなオファーに張り切っていると、やがて思いもよらない宇宙観に遭遇する――

Cast

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小西 桜子

1998年、埼玉県出身。2020年公開の映画『初恋』(三池崇史監督/カンヌ国際映画祭 監督週間出品作品)にヒロイン役で出演。主な出演映画は、『映像研には手を出すな!』(2020年/英勉監督)、『佐々木、イン、マイマイン』(2020年/内山拓也監督)、『猿楽町で会いましょう』(2021年/児山隆監督)、『藍に響け』(2021年/奥秋泰男監督)など。

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椎名 泰三

1949年、富山県出身。TVドラマでバイプレーヤーとして出演多数。主な出演映画は、『なくもんか』(2009年/水田伸生監督)、『しゃべれどもしゃべれども』(2007年/平山秀幸監督)、『さくらん』(2007年/蜷川実花監督)、『フラガール』(2006年/李相日監督)、『みんな〜やってるか!』(1995年//ビートたけし監督)、『Love Letter』('2007年/岩井俊二監督)など。

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島 侑子

1983年、富山県出身。TVドラマ、インディーズ映画など出演は多岐にわたる。主な出演映画は、『あなたにふさわしい』('2017年/宝隼也監督)、『NITRATE』(2016年/高山隆一監督)、『闇金ドックス2』(2016年/土屋哲彦監督)、『暮れていく』(2015年/高山隆一監督)、『グットライフ』(2012年/太田龍馬監督)など。

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石井 凛太朗

2006年、5歳のときにCSスペシャルドラマ『積み木くずし』でデビュー。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』、朝ドラ『なつぞら』にも出演。主な出演映画は、『真田十勇士』(2016年/堤幸彦監督)、『俳優 亀岡拓次』(2016年/横浜聡子監督)、『母と暮せば』(2015年/山田洋次監督)など。

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安住 啓太郎

1974年、東京都出身。総合プロダクション「アズゥ -AZUL-」を設立し、プレイングマネージャーとして活動。主な出演映画は、『恋するアンチヒーローTHE MOVIE』(2019年/小泉剛監督)、『僕と彼女とラリーと』(2021年/塚本連平監督)、『こども食堂にて』(2018年/佐野翔音監督)、『シン・ゴジラ』(2016年/庵野秀明総監督)など。

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信江 勇

1989年、大阪府出身。映画、ドラマ、舞台、バラエティなど多ジャンルで活躍。主な出演映画は、『耳を腐らせるほどの愛』(2019年/豊島圭介監督)、『LAPSE/失敗人間ヒトシジュニア』(2019年/アベラヒデノブ監督)、『ヒメアノ~ル』(2016年/吉田恵輔監督)、『変態だ』(2016年/安斎肇監督)、『愛の渦』(2014年/三浦大輔監督)など。

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奥村 アキラ

1978年、京都府出身。アメリカ在住10年の後、地元で生業を営むも再び俳優を志した異色の経歴を持つ。主な出演映画は、『エッシャー通りの赤いポスト』(2020年/園子温監督)、『岬の兄妹』(2019年/片山慎三監督)、『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017年/成島出監督)など。

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男は毎朝スーツに身を包み、妻に見送られて家を出る。しかし向かうのは会社ではなく、いつもの川。

素人の釣り人をあざ笑い、ただひたすら釣るのだったが――

その夜、帰宅した男は自分のしくじりに呆然とする。

Cast

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荒谷 清水

1962年、大阪府出身。1984年より劇団南河内万歳一座に所属し多くの舞台に出演。近年は映像作品でも活躍著しく、TVはテレビ朝日「特捜9シーズン3」( 2020年)、「相棒18」(2020年)。映画は『スパイの妻』(2020年/黒沢清監督)、『最後の審判』(2019年/川上信也監督)、『心が叫びたがってるんだ。』(2017年/熊澤尚人監督)などに出演。

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串山 麻衣

1978年、北海道出身。舞台を中心に活動を開始し、現在はTVドラマ、CMなど映像分野にも活動の場を広げている。主な出演映画は、『育ててくれて、ありがとう。』(2022年/佐野翔音監督)、『億男』(2018年/大友啓史監督)など。

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尾倉 ケント

1985年、神奈川県出身。「早稲田大学演劇倶楽部」で役者活動を始める。ポツドール、ブス会*、小松台東、五反田団など気鋭の劇団に出演を重ねる。映画は『ハケンアニメ!』(2022年/吉野耕平監督)、『犬猿』(2018年/吉田恵輔監督)、『ピース オブ ケイク』(2015年/田口トモロヲ監督)、『深夜食堂』(2015年/松岡錠司監督)などに出演。

Theater

池袋シネマ・ロサにて、2023年2月23日(木祝)1日限定レイトショー

IFS(インディーズフィルム・ショウ)PLAY BACKにて上映作品に選出

2/18(土)〜2/24(金) 通し券(6000円)劇場窓口にて販売中 ​当日券1,500円均一

池袋シネマ・ロサにて、2022年4月23日(土)〜29日(金・祝)まで1週間限定レイトショー

上映時間は20:30〜22:10

上映終了


↓↓↓

4/23(土)上映後
登壇者(予定):小西桜子、奥村アキラ、安住啓太郎、小川貴之監督(以上「ASTRO AGE」より)

4/26(火)上映後
登壇者(予定):荒谷清水、串山麻衣、尾倉ケント、小川貴之監督(以上「つれない男」より)

4/29(金祝)上映後
登壇者(予定):黒沢あすか、山口まゆ、大熊花名実、小川貴之監督(以上「それは、ただの終わり」より)

当日料金:一般1500円、大学生1300円、高校生以下1000円、シニア1100円
リピーター割引:『3つのとりこ』の半券ご提示で1000円

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