2008年3月26日
毎年、地元の市民マラソンに出ています。
11月なのでまだまだ先だし、マラソンといってもフルではなくて5km。
なんだよ5kmかよって思うかもしれないけれど、ふだん運動していない人ってば100mも走らないんじゃないすかね。いやいやそもそも全く走らないんじゃなかろうか。
走るとしても、電車に乗り遅れそうなときだとか、横断歩道の信号が変わるときだとか、トイレ間に合わないときだとか、けっこうどうでもよかったりする。むしろ走りたくないし走っちゃダメ。ネガな要素があるわけですねーなんか日頃にポジティブレースはないものかとも思いますわ。そんなんなかなかないか。
5kmといえどバカにはできませんよ。
運動不足の身ともなれば、左手に心臓、右手に肺を晒して走っているようなもんで。
その危機感が10年以上続くと、この危機感をもっとあらわにしようと逆転の主張が出しゃばってきます。アドレナリンに負けているのにも気がつかず、ユニフォーム作っちまおうかなんて話が出るわけですよ。
で、作りましたー。5年前。
我が家は商いをやっておりまして、はばかりながらその屋号をチーム名にしました。
当初は名ばかりのスポンサーっていうキャラでした。それで満足だったんです。メンバーはたった3人。少ないですが、下は赤パンツ、上は黄色のランニングに青の屋号ワッペンですから、田舎ロードではイヤラシイくらいに目立っておりまして、宣伝効果も抜群でありました。
チームにはやはりエースがいるものですが、うちにもひとり速い奴がおります。
さすがのエースですから、くじ運もさるもの。
奴はチームでただひとり2年連続で東京マラソンの出場権を獲得。今年のレースでは3時間3分と惜しくも3時間は切れなかったけれど、いや3時間てものすごく速いんですよこれ。
その速い奴から昨日メールが来ましてね。
「これこれこの雑誌に載ってるから買って見てくれ。いよいよ全国区だ」とかなんとかの内容。雑誌の名は陸マガではなく、「フルマラソン チャレンジブック2」とありました。
たまたま本屋を通りかかったので見てみたのですが。表紙の惹句にそそられましたね。
「今年こそ憧れのサブフォー」。サブフォーは4時間切りのことです。
さて、ぱらぱらとページをめくると確かに東京マラソンの特集が組まれてます。
しばらく見ていくと、おー。おーいました、いました。うちの速い奴が。仮装ランナーのページに……。
知ってはいたんですがね、月光仮面のマスクかぶって3時間て。いよいよ全国区て。
あらためてページを眺めていると走ってないのにアドレナリン出てきましたね。しかも奴はユニフォームを月光仮面色に新調してたんですよ。おかげさんで楽しい気分になれました、ありがとうエース。スポンサーが喜んでいるよ。
しかし、サブフォー目指してあの本買う人が月光仮面をサブスリー間近の選手だとは思わないでしょうね。
なんだかんだ言っても、そういうところが自慢のエースです。

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